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広町遺跡 発掘調査報告書 1

広町遺跡 発掘調査報告書 1

弥生町六丁目1・2番に所在する広町遺跡の発掘調査報告書。本調査は、東京都住宅供給公社による広町住宅建替え工事に伴う、埋蔵文化財記録保存を目的とした発掘調査である。本遺跡は、向田遺跡(中野区No.93)として周知されているが、遺跡が広範囲に拡がっていることや東京都住宅供給公社での広町住宅の名称があることなどから旧字名を採って「広町遺跡」とした。本調査区を含む向田遺跡・方南峰遺跡群(杉並No.60)は、旧石器時代から中・近世に及ぶ大規模な複合遺跡として一括されている。本調査は、2007年12月6日から2008年4月30日まで行われ、調査の結果、本遺跡の主たる時期は弥生時代後期で大規模集落を形成していたことが確認された。

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広町遺跡 発掘調査報告書 2

広町遺跡 発掘調査報告書 2

弥生町六丁目22番地6他に所在する広町遺跡の第2次調査の発掘調査報告書。本調査は、東京都住宅供給公社による広町住宅建替え工事に伴う、埋蔵文化財記録保存を目的とした発掘調査である。本遺跡は、向田遺跡(中野区No.93)として周知されているが、遺跡が広範囲に拡がっていることや東京都住宅供給公社での広町住宅の名称があることなどから旧字名を採って「広町遺跡」とした。本調査区を含む向田遺跡・方南峰遺跡群(杉並No.60)は、旧石器時代から中・近世に及ぶ大規模な複合遺跡として一括されている。本調査は、2011年6月13日から8月17日まで行われ、調査の結果、集落の南西部に環濠が確認され、環濠集落であったことが明らかになった。

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