江古田村御用留 中野区史料館資料叢書 第2号 江戸時代から明治初期まで、幕府・政府から村々への連絡は回状というかたちで行われた。回状を受け取った村の名主はすぐに写し取り、受領印を押して次の村へ送った。その内容を記録したのが御用留である。本書は堀野家が所蔵する明治初年の江古田村の御用留をまとめたもの。当時の村政を知るための具体的な資料となっている。