江古田村御用留 中野区史料館資料叢書 第2号
江戸時代から明治初期まで、幕府・政府から村々への連絡は回状というかたちで行われた。回状を受け取った村の名主はすぐに写し取り、受領印を押して次の村へ送った。その内容を記録したのが御用留である。本書は堀野家が所蔵する明治初年の江古田村の御用留をまとめたもの。当時の村政を知るための具体的な資料となっている。
江戸時代から明治初期まで、幕府・政府から村々への連絡は回状というかたちで行われた。回状を受け取った村の名主はすぐに写し取り、受領印を押して次の村へ送った。その内容を記録したのが御用留である。本書は堀野家が所蔵する明治初年の江古田村の御用留をまとめたもの。当時の村政を知るための具体的な資料となっている。
中野区内にある石仏266点を調査し、「地蔵」「庚申塔」「観音その他の石仏」「中野区内に転入した寺院の石仏」に分類。 時代や地域による表現の相違や民俗信仰のあり方を伺うことができ、造立された位置の確認から地域の変遷が分かる資料。所在地番は旧町名を併記。
100万年前からの中野区周辺の歴史を、石器時代を中心に辿る。 江古田泥炭層、江古田植物化石層を発見・調査し、中野区史料館開館にも関わった考古学者・古生物学者、故直良信夫氏による中野区史料館主催の講演に基づく資料。
近世初期江古田村の土地台帳、年貢関係資料である。旧江古田村の「天正十九年検地帳」「寛文四年検地帳」「名寄帳」「慶安五年名寄帳」「承応元年・寛文八年年貢惣百姓納帳」を収録。
中野区在住の北条家から寄贈された350点余りの小絵馬のうち、全国各地の一般的な小絵馬56枚を紹介。『小絵馬目録』(中野区史料館資料叢書第六号)の姉妹編。 全国規模の絵馬蒐集であり中野区や東京に限ったものではないが、奉納された後には廃棄されることの多い絵馬を集めた貴重な資料。
絵馬の中でも縦20cm×横30cm程度のものを小絵馬と呼び、中野区在住の北条家から寄贈された、故北条治宗(通称時宗)氏の蒐集品および関係資料の目録。 同氏は東京市立図書館勤務のかたわら、小絵馬を蒐集し民俗信仰を研究した在野の専門家として知られる。 姉妹編として『小絵馬写真集』(中野区史料館資料叢書第七号)も刊行されている。